One Trick Pony

No Trick Man

てきとー

はじめに

今季のデッキの選択は多くのプレイヤーが頭を抱えたであろう。

安定感抜群で数々のデッキに有利が付き、season5では文句なしのトップtierだったケイフェニ白。
そのケイフェニ白に有利に戦え、どのデッキでも基本ギミックでは対応が困難な先手3tサモンゴレイムの上振れという圧倒的な武器を持ったケイフェニ赤。

この二つが環境の中心で最大勢力であることは、誰の目にも明らかであったが、他の色も決して弱かったわけではない。
ケルトン紫、SAO黄、エルフ緑などどのデッキもパワーが高く、ランキング前はどのデッキでも勝てて決め手にかけていたプレイヤーは多かったのではないかと思われる。

今季のデッキTier(広義の意味ではなくデッキパワーとしての意)

Tier1 ケイフェニ赤 ケイフェニ白

Tier2 エルフ緑 ツイン緑 ラケシス青

Tier3 SAO赤 マーフォーク青 スケルトン紫 SAO黄 ケイローンレス白 黄馬

Tier4 その他大勢

解説

ケイフェニ赤

強いデッキというのは一つくらいはブン回りムーブが存在しているものというのが持論なので、そのブンムーブが存在していて、環境のガンことケイフェニ白に非常に強く白側にクソ弱いメタカードの採用を強要。
白にしか強く無いなら、トップメタになることはなかったのだが、ケイローンが非常に強い環境なので初期ライフが少なくどのデッキ相手でも理不尽な即死攻撃を飛ばすことができ、デッキを歪めさせた。


ケイフェニ白

全環境の覇者。ほぼ全てのデッキに有利がつくが、赤にだけ不利。
気高き騎士の存在で全環境よりは相対的なパワーが落ちているが、ローグ殺し性能が高すぎて今季も相当勝っていると思われる。

エルフ緑

人類には早すぎるデッキ。
毎ターン択が豊富であまりにもプレイが困難。アドバイスON勢にお勧めしたいデッキ。
Bp400が多いので赤に比較的強く纏まっている。スフィンクスまで採用すれば、かなり有利だがやはり白が目の上のタンコブ。

ツイン緑

トップメタの二つに有利なデッキとして有力。
しかし、青のジャイ、黄のユウキやアオバ、紫のアンドロスのようなワンショットでゲームを終わらせるカードを処理する手段がなく、ここへの耐性をあげようとすると赤への耐性を落とす結果となってしまい、最大勢力には多少有利だがその他には落としやすくなっていて、日に3回以上はあたるTier2以下のデッキを落とすとなると有利マッチは勝率100%が求められるが、そこまで有利というわけでも無いので構築やプレイを相当詰めていないと使用はできないという印象。

ラケシス青

Tier3にするか悩んだ。
今季のAIは対ラケがめちゃくちゃ上手くなっている上に、シュナイデンサムライといったノーカウンターのクソカードがいたるデッキに採用されていて厳しい。トップメタの赤と白相手に不利めなので立ち位置が悪いが、サプライズドマジックという神のカードに気付ければ戦えなくは無い。

SAO赤

ケイフェニ赤にしか強くない。

マーフォーク青

白に勝てない上に、エイ乗りのdpが0なせいで先手のバリューが高くない(後手が強いわけでもない)
赤相手もサプゴがないとかなり弱い点も見過ごせない。
どのデッキよりも射精感が高く、病みつきになる。

ケルトン紫

後手に弱すぎる。棍棒ケルトンを引けないと虚無だが、引いても相手が凡周りでマッドピットがスカったりしても虚無。
赤には比較的強いが白が無理め。シュナイデンとデータ解析があまりにもキツイ。
スフィ率の高い緑エルフもかなりキツくTierを下げる結果に。

SAO黄

黄キリトとユウキのおかげで赤に強めだが、赤以外の何に勝つのかわからん。
紫同様スフィンクスに弱く、序中盤しっかり盤面を作る緑エルフは難しいイメージ。
リストが出回らないので、あまり明るくない。

ケイレス白

ミノでアグロ耐性を高めようとしてたりするが、別に赤に有利になるわけではない。
勿論多少は改善されるが、メンテナンスが連打できるわけでもないのでフェニックスは残らず、フォース全割れも珍しくない。お願いクロノラ装備に頼らざるを得ないが、だいたい対処され負け。
そして、純粋にデッキパワーも落ちるのでどのデッキにも負けうる中途半端なデッキ。

黄馬

たわけ

その他
  • 赤白何にも強くない。環境の除去が強すぎてちょっとついていけてない。赤相手にカバ入れないと勝負にすらならない。
  • ケイフェニやsao以外の赤は中途半端。ケイローンなくなった白みたいな感じ。
  • シーワームは赤メタカードがついでに刺さったりして向かい風。
  • マモン、アオバ、ゴッドバード使用者が少なすぎて開発されてない。

他いなさすぎて不明なデッキや専用構築は除外

今季使用デッキ

ベースは俗に言う茅場赤となっていて、ウィズダムと茅場が抜けて相当前のめりな形となっている。

元の形はサモンゴレイムを引かなければ負けるような意識の低いデッキではなかったが、赤マナが足りない場面やウィズダムが先後ともに出したい場面が極端に少なかったので変更に至った。
茅場はミラーや緑エルフに強いカードとなっているが、それはアラバスターも同様で相手の手札に依存しない分アラバスターの方に軍配があがった。除去が豊富な他の色にも出てすぐ仕事する点や、目の上のタンコブの茅場のカウンターとして最高峰なのはいうまでもない。

2マナ圏のカードをこれでもかと採用することで、引きさえすれば最速サモンゴレイムはほぼ出来るように。

ブン回り重視でグラビティストームは3。
サモンゴレイムの後に欲しいカードランキング堂々の一位。
ミラーのサモンゴレイムも処せる神のカード。

ファイアボールは万能なようで使いどころが難しい。サムライをピナ+ファイアボールで倒すことが不可能だったりで痒いところに手が届かない上に、カードを使った後トップデッキすると虚無だったりするので枚数を削減。強いカードあることは間違い無いので好みではあると思う。

カバは05~06の後手率が異常で、何億回も先3サモンゴレイムをされ、弱い心が生み出した弱いカード。
先3サモンに強いカードはゴレイム部隊召集なども挙げられるが、要求値が高めなのと強い瞬間が少なすぎる上に結局フェニは割られとるやんけ!っとなったため解雇。雑魚狩りカード


普通の人が使ってたら十傑狙えるくらいのデッキにはなってると思います。
普通の人ではなかったので勝てる試合を無限に落とし続けて順位はお察し。