One Trick Pony

No Trick Man

緑単アグロ 【ゼノンザード】

目次

コンセプト

今回のデッキは緑単アグロ。貫通なんていう軟弱なものを使わない本当のアグロデッキ。非貫通型アグロ

アグロデッキはキマイラ搭載型の多色デッキが多くなっているのでアグロでフォースを破壊して展開を阻害しやすい。
(黄メインの多色だとあまり壊す意味はないので顔を全力で殴っていく)

ランクで流行っているキマイラ搭載型多色系は防御面をクラピオンとホーリークェイドに一任しているので、アパウルツォークがぶっ刺さるというところからスタート。

バインディングローズはアグロでこそ真価を発揮するのだがマナ拘束がきついし何よりこのカード自体がコストが高めで展開と同時にキャストがしにくい。それならケイローンを使えば解決するじゃないかということでケイローンフォースを選択。

ケイローンをせっかく積むのであれば、導きの紋章を入れたいが、ランプ戦略とアグロ戦略は噛み合わな... いや、ベーシックミニオンは攻撃に参加することができるので、移動権を増やすことができればマナ加速ではなく擬似的なミニオン召喚カードにできる。ということでペガサスを選択。


デッキ


試行錯誤段階なので、今回はベースとして見て欲しい。

デッキコード

https://cdn.app-zenonzard.com/dmz/deck.html?code=ARvnt5HjgpLjgrTjg5_jgavlpInjgYjjgovlipsBCQMGAQsDCi05OkJKcYkBoQGpAbgCAgKdAaMB
アップデートした最新版なので、ブログのリストとは少し異なる。

採用理由

デメテーの村娘

  • このデッキのメインアタッカー。《デメテーの守護者》に一部変えると相手が迂闊に殴ってきたところを"ウロボロス"や"フェニックス"をレストして一気に勝ちに行ける可能性が増えるのだが、《導きの紋章》や《荒野の旅人》でサーチが出来なくなると困るので採用を見送り。ここの枚数も曖昧。

1カラットラット

  • キャントリップ(メインの効果とは別についている、カードを引く効果。)付きアタッカー。このデッキの色拘束はそこそこキツイのだが、ペガサスフォースと合わさるとこのカードは無類の強さを発揮するので採用。デッキ圧縮も兼ねているが、基本的にはタダで置けるアタッカー。

モルフェオ『ラビィ』

  • DPがないミニオンを入れたくないのだが、後手の時にも攻めにいくには1コストのミニオンが必要。一応微量ながらライフゲインしてダメージレースに有利に立てる。ここの枚数はよく考えたほうがいい。

バインディングアイヴィ

  • 扱いやすい擬似除去。《チータイラ》や《リアクティブシールド》の奇襲も怖くない。ただ基本的にアド損カードなので枚数は少し減らしてもいいかもしれない。

荒野の旅人

  • 最早何も語るまい。

マーチャルーカ

  • ただのバニラだが殴れる2コスト緑アタッカーというだけで採用。誰も使ってないしカード理解度を上げるいい機会にもなる

斥候パルパンサー

  • このデッキのミニオンはほとんどがbp300で構成されているのでパワー不足に陥りやすい。そこを解決してくれる一枚。ただしベースに移動させるカードとしては冴えない。

ペルチャルシー

  • 最高のアグロミニオン。条件が緑マナ5と若干厳しいが、それを支えるのが《モルフェオ『ラビィ』》であり、《マーチャルーカ》の役目でもある。これがいるのでベースにいる緑のミニオンをフィールドに移動させて殴りにいく時は先に《ペルチャルシー》から殴らないとパワーもbpも落ちて貧弱生物に成り下がってしまうので注意。

パウルツォーク

  • アグロを成立させるためのキーカード。bpが貧弱なので取り扱いには注意がいるが、アグロデッキでそんなことを気にしてたらあっという間にミッドレンジの射程に入るから雑に殴っていけ。《カラス天狗シグレ》ならまだいいのだが、《チータイラ》は本当に勘弁な。

「神秘の守り手」ミリュイ

  • 単体では微妙な女。基本的にはコンボパーツだが、コンボ要因が9枚もデッキに入っているので、だいたい手元にあり、フィニッシャーにふさわしい性能になる。有色なので《雷龍ライトニングフォール》で対象に取れず、bp600なので《ボム・ウォール》等の除去も効かず、コスト4なので《ビームスマッシャー》の対象にならないと除去耐性が高い。処理がしたかったらメインで《メガトンハンマー》を打たざるを得ないのだが、そうなってしまっては展開が出来ないだろう。

バインディングローズ

  • いつでもデュエルを終わらせる強さを持っている。


導きの紋章

  • ペルチャルシー強化兼2コストでbp300/dp1を二体召喚出来るカード。複数枚は引きたくないので2枚。

リボルバーコンドル

  • これがデッキに入ってるだけで、とりあえずトドメはさせそうにないけど1まで減らせば、あとは耐えるという戦略が取れる。ギリギリのアグロなので枚数を減らしたくない。


コスト5以上が《リボルバーコンドル》しかいないので、《ビームスマッシャー》が完全に腐り、キマイラコンなんかは横並べが苦手なので強固なブロッカーを用意しても横をすり抜けていって簡単に倒すことができる。

苦手なのは"ミノタウロス"だが、それもレストしてしまえば無駄に初期ライフを減らしているクソフォースと化す。
《「千年杉」ヤクーツォーク》は出たら詰みです。

現状存在しているアグロが紫単ばかりで、この紫単はフォースを破壊してから本番となるデッキだが、こちらは最初から顔を殴ることしか考えてないゴリラなので同じアグロだが性質が違う。緑単チンパンといってもいい。

今のメタに非常にマッチしていて、使いこなせばキマイラ多色は完全にカモれるほどの速度を有している。その上、一試合がかなり早く終わるのでランク上げにも最適。
AIはコントロールよりもヤケクソアグロの方が上手い(?)ので勝率も高く、誰もこんなクソデッキを知らないのでデッキのコンセプトに気がついた時には命が刈り取られている。




これくらいの速度で倒すことも珍しくはない。







入れ替え候補

「導きの戦乙女」ブリジット

  • ただのキャントリップ要因。連携以外はこのデッキではインクの染み。彼女がいると《デメテーの村娘》の枚数を増やして緑マナの安定性を上げることができる。

ファーツォーク

  • 単体ではそこまででもないが、《「神秘の守り手」ミリュイ》と合わせると無類の強さを誇る。ただし若干重く、これを展開する場合は"ペガサス"が活かしにくい。ダブルシンボルなのも大きくマイナス。

「鉄壁の作り手」リヤーボ

  • ライフが7以上であるときに限るが、同コスト帯でも群を抜いた強さを誇る。彼女を採用する場合はフォース選びからやり直さないといけません。絶対に初期ライフ7もないのに彼女を入れるという上振れ期待クソ野郎にならないようにしましょう

ゴライアスイーター

  • 対アグロ用。ノーガードの殴り合いなら負ける気がしないので必要かは疑問。と思っていたが、ウロボロスアグロが死ぬほどきつかったので採用も検討できる。

「勇気奮わす者」ウォレス

  • ビームスマッシャー》に刺さるという大きなデメリットがあるが、それを意に介さないほどの強烈なパワーがある。"ペガサス"と合わさると世界が終わる。

災厄竜ダスカース

  • 横に並ぶのでコストが比較的下げやすく、"ペガサス"でフィールドミニオンが一気に消えて緑マナがなくなりやすいので、無色マナだけで展開できるカードは有難い。《「勇気を奮わす者」ウォレス》同様、腐っていた《ビームスマッシャー》の的になりやすいのが玉に瑕。

悪のフォース"サイクロプス"

  • 斥候パルパンサーと理由は似ている。二つが合わさると《アパウルツォーク》が《チータイラ》にも止められない無敵生物になる。

混のフォース"キマイラ"

  • デッキの中身がガラッと変わることになるが、《バインディングローズ》や《アパウルツォーク》でミニオンをレストさせて殴るというコンセプト自体は"キマイラ"でも行える。この場合はまず間違い無く両フォース共に変わるので、各自で頑張って組んでみてほしい。

甦のフォース"フェニックス"

  • 相手の"フェニックス"や"ウロボロス"をレストさせて倒すプランだが、よほどの隙を見せない限りは相手は迂闊に殴ってこないので、刺さらない可能性のある諸刃の剣。これを選択する場合は"ケイローン"が外れる。

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